トレーニングを行うときはウォームアップとクールダウンをしっかりと!みたいによく言われるものですが、日頃あまり意識して取り組んでいない(特にクールダウン)のが私の実情。
ですが、先日ふと思い立って意識的にクールダウンを行った結果その日の夜と翌日以降の疲労具合が思っていたよりかなり軽かったことでクールダウンの重要性を痛感したので日記に書き残しておこうと思います。
強度的に正しいクールダウンだったのかどうかはさておいての話となりますが…。
そもそもクールダウンとは?
大雑把に言えばトレーニングを行うことで運動するモードになっている身体を通常モードに戻すための運動とでも申しましょうか。
きついトレーニングの後などは発生した乳酸が筋肉内に蓄積されてしまいスムーズに処理されにくい状態となっています。それを適度な血流で流すことで乳酸の代謝を促し、結果的に疲労を溜まりにくくするのがクールダウンというわけですね。
実体験としてのクールダウン
普段積極的にダウンを行うことのない私の場合、自転車で走った日の夜は通常より心拍数が高めの状態(通常、座ってテレビを見ているときなどはおよそ65bpmぐらい。走った日は80前後)で、夜寝ている間の心拍数も何もしていない日は45前後まで下がっているのですが、走った日の睡眠中は50~55前後と心拍が下がりきっていない状態。というか、身体は疲れているのになかなか寝付けず不快な思いをすることが多々あります。
しかしそれはある日、自分としてはかなりきつめに走ったときのこと。
美保関の山を全開でぐるぐる走り回って、境水道大橋を越えて境港に戻ってきたときは明らかに脚が重いのです。ゆっくり走っていても心拍が65%(私のリカバリーの強度目安:135bpmぐらい)を切ることがありません。
これはヤバイ…と思い、そのまま家へ帰らず若干の回り道をしながら15~20km/h程度でゆっくり流してみたのです。すると10分ぐらい経ったころでしょうか、徐々に心拍数が下がり始めて最終的に110~115前後まで落ち着いてきました。
驚いたのは寝る前。ツール・ド・フランスを見ながらふと脈拍計のアプリを開くと60bpmまで下がっています。普段走った日の夜ではほぼあり得なかった数値でした。
その日は夜もあっさり眠ることができ、翌朝寝ている間の心拍を見ると47まで下がっています。これは間違いなく入念にクールダウンを行った結果だ!と確信した瞬間でした。
練習の強度の割には足の疲労感も心なしか少なかったように思います。筋肉痛的なものは残りましたが…。
ロードバイクで走る上でクールダウンは絶対に行うべき!
このようにして今まで蔑ろにしてきたクールダウンですが、実際にその効果を体感してしまった以上もう欠かすことは出来ません。
STRAVAを使っていると速度の履歴が残り、ただでさえ遅い平均速度を落としたくない故に無理して最後まで頑張って走ったりしてきましたがそれもやめます。
限られた時間しか自転車で走ることができない中、日常及び次回の走行時に大きな疲労を残さないことは効率のよいトレーニングを行うのと同じぐらい大切なのだと知りました。(効率のよいトレーニングなんでできてないのでしょうが、それはまた別の話として)
もしクールダウンを入念に行わない方がいらっしゃれば是非とも試していただきたいと思います。ほんとはストレッチや(可能であれば)マッサージなども取り入れて筋肉の疲労をより少なくできればなおよいのでしょうね。
あと筋肉の扱い方などはもっと勉強しといたほうがいいのかなぁと思いますね。速くなるとかは置いといても回復に関する知識は身に付けて困るようなものではないと思うので。
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