この日は前から行ってみたいと思っていた奥出雲へ出かけてきました。
冬にはいって以来、雨の心配をしなくても良さそうな日がなかなか無くてためらっていたんですが昨日は朝から快晴。天気予報の降水確率も0パーセント!
今行かなくていつ行くんだ!?というぐらいの好天に加えて日曜以降は1週間以上雨または雪の予報…。
ということで昼からになりましたが急遽準備をして出発。
14:30過ぎ、米子どら○らパークにクルマを乗り捨てて国道432号線経由にて亀嵩駅を目標に。
出発して間もないころ。安来との県境付近を走っていたら4人組のローディとすれ違いました。その姿を見ていたら普段一人で走っていると味わえない集団走行の楽しさ?に対する憧れが沸いて来ると同時になんだか寂しい気持ちになったのでした。
が、気を取り直して432号線を登っていきます。
ひたすら走っていると布部ダムに到着。
いわゆる重力式コンクリートダムに分類される布部ダムですが、しばらく眺めていたら子供の頃に生で見た黒部ダムとその放水している姿を思い出しました。
一息ついたら再出発です。距離が長いのでムリせずゆっくりと登っていきます。
走行しているうちに亀嵩のポ○ラに到着。ここで再び休憩。
気温が下がって寒くなってきたのでホットコーヒーと、補給食を忘れてくるという間抜けぶりからクリームパンとアルフォートを買ってタバコ休憩。
地図を眺めていると亀嵩駅まであとわずか。ペダルを漕ぐ脚にも力が入ります。
再び出発して走っていてふと地図を見ると…あれ?駅を通り過ぎた??引き返してみると駅を発見。
知人より「駅に蕎麦屋があるらしい」という話を聞いていたんですがむしろ「蕎麦屋が駅」みたいな感じ?(隣にも建物があったのでそちらが駅だったら申し訳ないですが…)
人と一緒だったらそばでも食って…なんて気分にもなったでしょうが、一人でサイクルジャージ着てそばを食べる勇気はまだありません。。。
なんだか拍子抜けしつつ引き換えして帰路につくことにします。
このとき17:00前後。既に薄暗くというか間もなく暗闇になるであろうことから前後のライトを点灯。
基本的に下りになるためジャージとウインドブレーカーのジッパーを閉めてハンドウォーマーを装着。
準備万端でいざ出発!と走っていたら、行きに気がつかなかった石碑を発見。
おぉ!松本清張の「砂の器」じゃないですか。自分のイメージも亀嵩といえば算盤と砂の器だよなぁ~なんて思いながらパチリ。
あとはひたすら下って帰るだけ…と思いながら走っていたら途中で得意?のミスコース。
しかもよく分からない農道に迷い込んでしまいました。
STRAVAの地図じゃ高度が出ないしどうしようか…と思いましたが、そんな長い登りでもないだろ?と思って進むんですがいつまで経っても頂上が見えません。
後で見てみたら300m近く登っていた様子。道中は緩い登り中心だったとはいえ、この時点で60km近く走っていた貧脚の私には辛い登りでした。
頂上を越えてしまったらあとは気を取り直して元の道に戻るだけ!ひたすら漕ぎ続けるんですが…寒い!
シューズカバーを着けていても足先は冷たくなってくるし、ハンドウォーマーをしていても手先は冷えるし。
下りでも脚を回して…と思うんですがそうするとスピードが上がる→風が余計当たる→余計に寒いという悪循環。かといって動かないとひたすら寒いだけだし…と思いながら我慢して走っていたらようやく下りきったようで平地に。
去年秋の宍道湖一週以来の100kmライド、無事終わって帰ってきました。
走行距離:101.8km
平均速度:21.8km/h
獲得標高:1,901m
消費カロリー:2,967kcal
事前にSTRAVAでルート組んでみた感じだと獲得標高2,000m越えなるか!?なんて期待してたんですが、ミスコースして余分に300m登ったことを考えると実質1,600m前後だったのかな?
次はもう少し距離を伸ばして2,000m越えを目指したいと思います。
というか、境港から自走で向かうと途中の坂の関係か3,000mも夢じゃないんですよね。そうすると走行距離が150km近くなって未知の領域になってしまいますが…。