夏以上に難しいと感じる冬のサイクルウェア
先日の枕木山行きの際に「寒いから…」と取り出したWellclsのウィンドブレークジャージ。
値段を考えると防風・保温の点では文句無し!と言える代物だと思っています。
が、ちょっとした負荷で走ると熱が篭った感じになる(=通気性は悪い)のと汗をかくとべた付く(=吸水性も悪い)という弱点も持ち合わせている印象です。
あまり負荷を掛けずにゆっくり走るとき、しかもインナーにモンベルのジオラインなど吸水・発散性に優れたものを組み合わせて使うとまた違うのかもしれませんが今のところ試せておりません。
2週間ほど前に走ったときもかなり気温は低く、そのときは春・秋用のロングタイツと少し厚めの長袖サイクルジャージにウインドブレーカーを着たり脱いだりして走ったんですが、身体が温まるまでの間が寒くて寒くて…。
一度温まってしまえば問題ないんですがね、山の下りなどはやっぱりウインドブレーカーを着ておかないと凍死するかと思うぐらい寒いですし。
夏の場合だと考えようにも半袖・短パン以下にはできないじゃないですか?素っ裸で走るわけにもいきませんし。
あとはウェアの素材だったり機能によって変わる部分もいくらかはあるでしょうが「ひたすら熱い!」という状況と戦うだけだと思うんです。
しかし冬は
- 基本的には寒いため防風・防寒機能が欲しい気がする
- が、動き出せば熱くなってくるため適度な通気性も欲しい
- 夏と違い、ジャージ以外の部分(手先・足先)や首元などもケアしておきたい
という具合に気になるポイントがたくさんあります。
そこで今回の失敗を元に、冬用のサイクルウェアについて考えてみることにしたのです。
上半身はサイクルジャージとウインドブレーカーで調節
前回試して「ちょっと寒いかも」と思った組み合わせ。
このとき着たのは以下の2点です。
恥ずかしながら高機能なインナーを持ち合わせていないため、直でメリノウールのジャージを着た後ウインドバイカーを羽織るというスタイルで。
このウインドバイカー、前面の防風は完璧。しかも背中には大きなベンチレーションがあるので、少しジッパーを下ろして風を入れると一気に暖かい空気が抜けていくという「さすがモンベル!」と感心してしまう逸品。
メリノウールのジャージも汗をかいてもべた付く感じもなくしかも適度に暖かいので、この時期は重宝しています。
上でも書いたとおり動き出すまでは少し寒いですが、一度走り出してしまえば上半身はほぼ問題ないかもしれません。あとは少し厚手で吸水・発散性のよいインナーを合わせれば真冬でも問題ないかも…とも思えてきます。
首元の寒さが気になったこともありましたが、変にネックウォーマーなどを使うと熱が篭ってしまうため今年は使わないと思います。
ジャージの作りが良いのか、上までジッパーを閉めていれば空気が入ってくる感じもあまり無いですし。
最後に手袋。
今ぐらいで日中走る分には夏用の指切りグローブでも耐えられるかな?と思いましたが、もっと気温が下がってくると絶対ムリ!
指が取れるかもしれません。
なのでこんな感じのやつを買っておこうと思っています。思ってるだけで指切りで凌ぐかもしれませんが。。。
下半身はロングタイツとトウウォーマーが欲しいかも?
上半身より問題と感じたのは下半身。
春・秋用のロングタイツだとさすがに出だしと山の下りがさすがに少し寒いかな?と思います。
特に足先の冷え方がハンパ無い!個人的に足首の冷えなどはあまり感じなかったものの、つま先(シューズのメッシュ部分)から風が吹き込んでいるのを感じるぐらい冷たい!
となると少なくともトウウォーマーは用意しておいたほうがいいかも知れません。
かといってWellclsのような通気性無し・吸水性無しのほうが汗ばんできたとき余計につらいので、強度を上げて走るときはロングタイツとトウウォーマーで凌いでみようと思います。
だめならゆっくり走って脂肪燃焼を図る日だと割り切って。。。
結論
暑さ・寒さの感じ方や耐性は人それぞれであり、自分に合ったウェアの組み合わせは結局自分で試してみないと分からないのだと痛感しています。
これまで試してみて自分に合っていそうかな?と感じたのは
- インナーを含めた重ね着で温度調節
- 寒い日はウインドブレーカーで防風(ベンチレーションが超重要!)
- 手先・足先の冷え対策もしておかないと侮れない
という点です。逆に「これ1枚で寒さ対策は完璧」みたいなものを選ぶと、汗をかくぐらいの強度になってきたとき対応が難しいのかな?と。
皆さんオススメのウェアや組み合わせなどありましたら、教えていただければ幸甚にございます。
試してみるだけの金銭的な余裕があれば是非とも試して記事にしてみたいと思っておりますので~。