ロードバイクの成り立ちを考えてみる
一般的なロードバイクの解釈としては舗装路を高速走行するための自転車というのが妥当なのではないかと思います。
目的にそぐわないものを削ぎ落とし、必要な部分を磨き上げ、機能的な面を突き詰めることで出来上がってきたのが現在のロードバイクはまさにSimple Is Best!!を体現しているかのようです。
一方、趣味として乗ることを考えたとき必要な携行品を持ち運ぶのにも不便さを感じ得ないのも事実。生まれがレース機材である以上仕方ないことなのでしょうが、サポートカーが伴走してくれるプロでもなければやはり何らかの方法で最小限の荷物を運ばなければならない場面も出てきます。
サドルバッグの存在意義
通勤等であれば諦めてメッセンジャーバッグを使用している私ですが、できればロングライド程度でバッグを背負いたくないのが本音です。単純に背中が暑いですしどうしても邪魔になりますし。
そうしたときの有力な解決策のひとつであろうサドルバッグ。
文字通りサドルとシートポストに固定するだけでちょっとした荷物を運ぶことが可能になります。容量の大きなものを選べばバッグを背負うことなく1~2泊程度の宿泊でも対応できてしまうという対応力は大きな魅力。
多くのローディ達が使用しているのも納得で、実際自分もいくつかの種類を使い分けつつ長いこと愛用してきたのです。
サドルバッグに対して生まれた小さな不満
そんなサドルバッグに対して感じ始めたのが「いらんものが付いてるみたいでなんだかかっこ悪い…」というもの。
世話になってきたくせにこんなことを言うのもなんですが、グランツールに代表されるサイクルレースで疾走するプロのバイクを見ていてふと自分のそれに目をやると野暮ったさが半端ないのです。
今まで気にもならなかったのに、一度気になると頭から離れないもので代替案を探すことにしたのでした。
自分の携行品をまとめてみると答えが見えてきた…
普段持ち歩いているものを整理してみると
- 予備チューブ
- タイヤレバー
- 携帯ポンプ
- ボトル(水またはスポーツドリンク)1本
- 補給食
- たばこ
- カード入れ
- 小銭入れ
- 鍵(自転車の、ではなく家の)
- 六角レンチ
といったところ。(ちなみにCO2ボンベは持ち歩いてません。よくパンクに見舞われるくせに…)
あとは季節の変わり目だとグローブやウィンドブレーカー、ティッシュなども持って出ますが。
こう考えると、大きなサドルバッグなんて必要ねーだろ!という結論に辿り着きます。そしてバイクのシルエットに大きな影響を及ぼさない候補を考えると見えてくるのは…ずっと愛用しているシリコンがま口!そしてツールボトル!!
現在の携行品はこんなかんじ
ということで最近出掛けるときに持って出るものは
- 水入りボトル
- ツールボトル
- シリコンがま口
- 携帯ポンプ
の4点が基本です。
ツールボトルには予備チューブ・タイヤレバー・六角レンチを、シリコンがま口に小銭入れ・カード入れ・鍵を入れてます。ボトルとツールボトルはバイクのボトルケージに挿しておしまい。携帯ポンプは付属していたブラケットがあるのでそれを使ってボトルケージと一緒に固定。あとはシリコンがま口をジャージの背中に突っ込んだら準備完了です。
それでも背中のポケットが2つ空いているので補給食を突っ込んだりウィンドブレーカーを入れたりとまだ余力がある状態。
サドルバッグがなくなって見た目もスッキリ!!当分はこのスタイルで快適な自転車生活を楽しみたいと思います。
ロングライドのお供に最適!R250ツールボトル
内側の仕切りとファスナーのおかげで各種携行品をスッキリと収めることができるR250ツールボトル。上端が若干スリムになっており、シートチューブ側のボトルケージに挿しても邪魔にならず使いやすい形状です。